おすすめ読書リストその1

突然ですが、私は読書が好きです。
何でも読みます。スイーツ向けとかラノベとかは読みませんが、哲学書とかビジネス書からサブカルまで幅広く読みます。本が好き過ぎて書店で働いてた位好きです。


なので、時々「最近オススメの本無い?」と聞かれる事が多く、その都度頭に浮かんだ本を薦めてみたりしてるのですが。それをココでやってしまおうというわけです。

というか自分の脳内を整理してるだけじゃないか、と言われたらまあそうなんですけどね^^;

で、最近読んだ本の中でオススメします。


図説快楽植物大全
霞ヶ関の官庁立ち並ぶ中、書店に立ち寄ったらこんな素敵な書籍に出会いました。7,000円近くする本でしたが読んでて感動!
キノコ好きな私には表紙だけでお腹いっぱいですが(これをジャケ買いというのでしょうか)、それだけじゃなくて学術書としての高いクオリティーにとても満足出来ます。図柄を見るだけでも楽しいし、文章を読んで造詣を深める事も楽しいし。枕元やトイレに置きたい書籍です。

書籍名がキャッチーですが、内容はとってもマジメで知識欲を満たす良書です。
サイケデリックな植物や動物やあれこれを知りたい方は是非読んでみて下さい。あと、図鑑が好きな人は特にオススメします。


アンコールの王道を行く

・クメール遺跡好きな私は、死んだら墓に入れて欲しい本の1冊にこれを選びます。タイからカンボジアまで続くクメール文化を、遺跡の意匠でたどる事が出来ます。
以前タイに旅行したときは、この本を読んでなかったので、今度行く機会があったらまたタイの東北地方に行って、この本に載ってる遺跡を見に行きたいです。そして、まだアンコールワットには行った事が無いので、是非肉眼でその素晴らしさを見たいなあと思っています。


変身 (新潮文庫)

・高校生の頃に、何故か隣の席の男子に勧められて読んだ1冊。それも「こういうの好きでしょ?」と言われて渡されました。

最近になって、ふと立ち寄った古本屋にあったのを見つけ、また読んでみました。
当時、同級生から敬語で話しかけられる存在だった私に、何故この本を勧めたのかと不思議だったのですが、読んでみてとても納得したのを思い出しました。難儀な女子高生だったんだろうな、私って(笑)
もし当時の私に書籍を1冊薦めるとしたら、やはりこれを選ぶと思います。それかミシェル・フーコーとか。


もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書)

・「おくりびと」の原作者で一躍有名になった、小山薫堂氏の著書。立ち読みしたら面白かったので購入。独創的な発想を喚起させるフレーズが沢山詰まっている良書。アイデアが豊富な人って、そもそもの考え方に選択肢があって、且つそれを否定的に潰すやり方はしない、ってのは皆さん共通してますね。能天気じゃないポジティブさというのは、是非身につけたい所であります。


●番外編(というかこれから読む本)

かれ、ときどき、テロリスト

・今月の新刊ですが、私の大好きな見沢知廉をモチーフにした小説が出たというので、買ってみました。まだ読んでないのですが(一気に読みたいので)、革命家との恋愛小説というので、ときめき度高そうですね。死ぬ前に1度お会いしたかった方の1人なので、今でも時々胸がキュンとなります。乙女心を満たす一冊であるといいなと期待しすぎてもったいなくて読んでない現状・・・


読書というのは、自分の人生では味わいきれない出来事を疑似体験出来るのだと思います。時々、何度も読んでみて想像力を最大にして、そして体験した「つもり」になる事が出来るというのは素晴らしい事だと思います。
だから、私は一生「好奇心」と「想像力」は絶対に衰えたくない、と思っているのかもしれないですね。